「大学まで歩こう」プロジェクト第10弾!記念すべき10回目は、JR山手線の最新駅・高輪ゲートウェイ駅から、クラシカルな魅力あふれる「明治学院大学(白金キャンパス)」を目指します。
近代的な駅舎から、歴史ある洋館が並ぶキャンパスへ。新旧の対比を楽しみながら歩く、約17分の知的な散歩道をご案内します。
近未来の駅から歴史の学び舎へ。高輪ゲートウェイから明治学院大学を歩く
2020年に開業した、開放的なデザインが美しい高輪ゲートウェイ駅。ここから、都内屈指の歴史的建造物を有する明治学院大学までは、実は歩いて行ける距離にあります。都会の進化と歴史の重みを同時に感じる、大人の通学路をご紹介します。
1. 高輪ゲートウェイ駅:光あふれる駅舎からスタート
旅の始まりは、折り紙をモチーフにした大屋根が印象的な高輪ゲートウェイ駅。最新のロボットが稼働し、AI案内が設置されたこの近未来的な空間から外へ出ると、目の前には再開発が進む高輪の街が広がっています。
駅を出て国道15号(第一京浜)を渡り、泉岳寺方面へと向かって歩き始めましょう。
2. 歴史の交差点「泉岳寺」と「桂坂」
少し歩くと、赤穂浪士ゆかりの地として有名な泉岳寺の入り口が見えてきます。歴史好きならずとも、その荘厳な雰囲気に心が引き締まります。
ここから明治学院大学へと向かうハイライトは、緩やかに続く「桂坂(かつらざか)」。かつて蔦の木が生い茂っていたことからその名がついたと言われるこの坂は、周囲に閑静な住宅街や教育施設が点在し、歩くほどに都会の喧騒が静寂へと変わっていくのを感じられます。
3. 「白金」の風を感じ、歴史的洋館へ
坂を上りきると、洗練された「白金エリア」のアカデミックな空気に包まれます。道なりに進むと、やがて右手に明治学院大学のキャンパスが現れます。
正門をくぐると、そこには明治学院記念館やインブリー館、そして美しい**礼拝堂(チャペル)**といった、ヴォーリーズ設計などの歴史的建造物が並びます。赤レンガと尖塔が織りなすその景色は、まるで19世紀のヨーロッパに迷い込んだかのよう。キリスト教主義教育の伝統を象徴する、温かくも厳かな空間です。
4. 新旧の東京を繋ぐ17分のプロムナード
高輪ゲートウェイ駅から明治学院大学正門までは、距離にして約1キロメートル。ゆっくり歩いて約17分ほどの道のりです。
最新のテクノロジーが集結した駅から、100年以上の歴史を刻む洋館が待つキャンパスへ。このルートを歩くことは、東京という街が持つ「進化」と「継承」を同時に体感する、特別な体験になるはずです。
【歩いてみた感想】 高輪ゲートウェイ駅の開放感と、桂坂を上る際の心地よい疲労感、そしてキャンパスに到着した瞬間の重厚な美しさ。短い距離ながら、非常に密度の高い散歩道です。通学はもちろん、休日の静かな散策にも心からおすすめしたいコースですよ。