「大学まで歩こう」プロジェクト第21弾。今回は、港区の歴史とモダンが交差する街、田町から日本最古の私立大学の一つ、「慶應義塾大学(三田キャンパス)」を目指します。
オフィスビルが立ち並ぶビジネス街から、活気ある商店街を抜け、重厚な赤レンガの学び舎へと至る約10分のウォーキングコースです。
商店街の活気を抜けて「三田の山」へ。田町駅から慶應義塾大学へのアカデミック・ウォーク
JR山手線・京浜東北線が乗り入れる田町駅。ここから慶應義塾大学三田キャンパスまでは、学生たちのエネルギーと、港区らしい落ち着いた雰囲気が混ざり合う、非常に歩きごたえのあるルートです。
1. 田町駅「三田口(西口)」からスタート
旅の始まりは田町駅の三田口(西口)。改札を出てペデストリアンデッキを進むと、目の前には第一京浜(国道15号)が走り、高層ビルがそびえ立つ都会的な風景が広がります。
まずはエスカレーターを下り、慶応仲通り商店街の入り口を目指しましょう。都営地下鉄の三田駅もすぐそばにあり、常に多くの人々が行き交う活気にあふれたエリアです。
2. 活気あふれる「慶応仲通り商店街」をゆく
このルートの楽しさは、なんといっても**慶応仲通り商店街(けいなか)**を通り抜けることにあります。
狭い路地の両側には、学生たちの胃袋を支える老舗の定食屋から、おしゃれなバル、昔ながらの書店などがひしめき合っています。「今日はここでランチかな」「帰りにあの本屋に寄ろう」と、歩いているだけでワクワクするような、どこか懐かしい風景。迷路のような路地を抜けていく感覚は、田町通学の醍醐味です。
3. 桜田通りと赤レンガの「東門」
商店街を抜けて広い「桜田通り」に出ると、目の前には東京タワーが姿を現します。そのまま交差点を渡り、緩やかな坂を上っていくと、右手に重厚な赤レンガ造りの建物が見えてきます。
ここが慶應義塾大学(三田キャンパス)。特に有名な「東門」や、その奥にそびえる「図書館旧館」は、明治・大正時代の面影を残す国の重要文化財です。近代的なビルに囲まれながらも、そこだけが時を止めたような、格調高い空間が広がっています。
4. 毎日が刺激に満ちた10分間
田町駅から慶應義塾大学正門までは、距離にして約600メートル。商店街を楽しみながら歩いて約10分ほどの道のりです。
「商店街の賑わいを抜け、歴史ある三田の山へ」。この短い10分間のウォーキングは、日常の通学を特別な体験に変えてくれます。伝統と革新が共存するこの街を歩くことで、きっと新しい視点が見つかるはずですよ。
【今回のルートマップ】 田町駅から慶應義塾大学までのルート(Google マップ)
【歩いてみた感想】 商店街の活気が心地よく、歩行距離以上に充実感のあるコースです。道中は飲食店が非常に多いので、散策のついでに自分だけのお気に入りのお店を見つけるのも楽しいですね。キャンパスに到着した瞬間の、あの凛とした空気感は何度訪れても背筋が伸びる思いがします。