投稿者: gon

  • 新宿駅から中央大学多摩キャンまで最速で行く方法

    「大学まで歩こう」プロジェクト、今回は趣向を変えて、新宿駅から広大な「中央大学 多摩キャンパス」へ、「一番早くたどり着く方法」を徹底解説します!

    多摩の丘陵地に広がる多摩キャンパス。最速ルートは大きく分けて2つあります。その日の運行状況や、お持ちの定期券に合わせて選んでみてくださいね。


    【最速ルートガイド】新宿駅から中央大学多摩キャンパスへ

    中央大学多摩キャンパスの最大の強みは、モノレールの駅に直結していることです。つまり、駅に着いてしまえば「歩く」時間はほぼゼロ!

    ルートA:京王線 + 多摩モノレール(最も一般的で早い!)

    新宿から京王線の「特急(橋本行)」を利用するのが、最もスムーズな方法の一つです。

    • ステップ1:京王線「新宿駅」から特急(橋本行)に乗車。

    • ステップ2:「京王多摩センター駅」で下車(所要時間:約30分)。

    • ステップ3:徒歩すぐの「多摩センター駅」から多摩モノレール(上北台行)に乗り換え。

    • ステップ4:「中央大学・明星大学駅」で下車(所要時間:約6分)。

    • 合計時間:乗り換えを含めて約50分〜60分

    ルートB:JR中央線 + 多摩モノレール(立川経由)

    JR中央線の「中央特快」を利用して立川から攻めるルートです。

    • ステップ1:JR「新宿駅」から中央線・中央特快(高尾方面行)に乗車。

    • ステップ2:「立川駅」で下車(所要時間:約25分)。

    • ステップ3:徒歩で「立川南駅」へ移動し、多摩モノレール(多摩センター行)に乗り換え。

    • ステップ4:「中央大学・明星大学駅」で下車(所要時間:約14分)。

    • 合計時間:乗り換えを含めて約55分〜60分


    💡 到着後の「歩き」ポイント

    今回のゴールは、実は「歩く」必要がほとんどありません!

    • 駅直結!:多摩モノレール「中央大学・明星大学駅」の改札を出ると、そこはもうキャンパスの入り口。雨の日でも濡れずに、そのまま「ペデストリアンデッキ」を通って各校舎へアクセスできます。

    • キャンパス内ウォーキング:駅から校舎まではすぐですが、多摩キャンパス自体が非常に広大です。ヒルトップ(食堂棟)や各学部棟へ向かう道は、緑に囲まれた心地よい散歩コース。キャンパス内を歩くだけで、かなり良い運動になりますよ!

    • 【最速を目指すコツ】 京王線の「特急」とモノレールの接続が良いタイミングを選べば、50分を切ることも可能です。受験生や初めて訪れる方は、駅直結の安心感をぜひ体験してみてください。

  • 池袋駅から電車で江古田駅へ武蔵大学まで歩く

    「大学まで歩こう」プロジェクト第11弾は、どこか懐かしい学生街の雰囲気が残る、「武蔵大学(江古田キャンパス)」をご紹介します。

    今回は、巨大ターミナル池袋駅から西武池袋線の各駅停車に揺られる短い旅と、駅から緑豊かなキャンパスまでの徒歩ルートをブログ記事にまとめました。


    各停電車で少しだけタイムトラベル。池袋から武蔵大学へ続く、緑と文化の散歩道

    都会の喧騒が渦巻く池袋。ここから西武池袋線の黄色い電車に乗り込み、わずか3駅。到着した「江古田(えこだ)」は、まるで時間がゆっくり流れているかのような、温かみのある学生街です。今回は、池袋からのスマートな移動と、キャンパスまでの心地よい歩き方をご案内します。

    1. 西武池袋線・池袋駅から「各駅停車」に乗って

    まずは、西武池袋線・池袋駅の1階または地下改札からスタート。武蔵大学の最寄り駅である「江古田駅」は、特急や急行は止まりません。ホームに入ってくる各駅停車(保谷行や豊島園行など)に乗り込みましょう。

    電車が池袋を出発すると、車窓からは住宅街の合間に小さな商店街が見え隠れします。椎名町、東長崎を過ぎれば、次が目的地の江古田駅。わずか7分ほどの乗車時間ですが、ターミナルの緊張感が少しずつ解けていくのが分かります。

    2. 江古田駅:どこか懐かしい「パンの街」

    江古田駅に降り立ち、「南口」へと向かいましょう。改札を出て階段を下りると、そこには複数の大学が集まる「学園都市」でありながら、昔ながらの市場やパン屋さんが点在する、とても親しみやすい街並みが広がっています。

    特に江古田は「パンの激戦区」としても有名です。通学途中にふんわりと漂う焼きたての香りに、思わず足が止まってしまうかもしれません。

    3. 「千川通り」を抜け、緑の森へ

    駅を出たら、線路沿いから少し離れ、千川(せんかわ)通りを目指して歩き始めます。歩道が広く整備されており、並木が続くこの道は、学生たちが談笑しながら歩く定番のルート。

    5分ほど歩き、交差点を渡ると、突如として深い緑に包まれた一角が現れます。ここが武蔵大学(江古田キャンパス)です。一歩足を踏み入れると、そこには「ゼミの武蔵」として知られるアカデミックな静寂と、豊かな自然が広がっています。

    4. 赤レンガとせせらぎに癒やされる

    キャンパス内には、歴史を感じさせる赤レンガ造りの校舎や、かつての千川上水の名残を感じさせるせせらぎがあり、都会の真ん中にいることを忘れさせてくれます。

    江古田駅から武蔵大学正門までは、距離にして約550メートル。ゆっくり歩いて約7分から8分ほどの道のりです。

    【歩いてみた感想】 池袋からたった数分の移動で、これほどまでに落ち着いた「学生街」の情緒を味わえるのは驚きです。駅から大学までの道のりは非常に分かりやすく、周辺には学生向けの安くて美味しい定食屋さんも豊富。毎日通うのが楽しくなるような、とても素敵な環境ですよ。

  • 明治学院大学まで歩く

    「大学まで歩こう」プロジェクト第10弾!記念すべき10回目は、JR山手線の最新駅・高輪ゲートウェイ駅から、クラシカルな魅力あふれる「明治学院大学(白金キャンパス)」を目指します。

    近代的な駅舎から、歴史ある洋館が並ぶキャンパスへ。新旧の対比を楽しみながら歩く、約17分の知的な散歩道をご案内します。


    近未来の駅から歴史の学び舎へ。高輪ゲートウェイから明治学院大学を歩く

    2020年に開業した、開放的なデザインが美しい高輪ゲートウェイ駅。ここから、都内屈指の歴史的建造物を有する明治学院大学までは、実は歩いて行ける距離にあります。都会の進化と歴史の重みを同時に感じる、大人の通学路をご紹介します。

    1. 高輪ゲートウェイ駅:光あふれる駅舎からスタート

    旅の始まりは、折り紙をモチーフにした大屋根が印象的な高輪ゲートウェイ駅。最新のロボットが稼働し、AI案内が設置されたこの近未来的な空間から外へ出ると、目の前には再開発が進む高輪の街が広がっています。

    駅を出て国道15号(第一京浜)を渡り、泉岳寺方面へと向かって歩き始めましょう。

    2. 歴史の交差点「泉岳寺」と「桂坂」

    少し歩くと、赤穂浪士ゆかりの地として有名な泉岳寺の入り口が見えてきます。歴史好きならずとも、その荘厳な雰囲気に心が引き締まります。

    ここから明治学院大学へと向かうハイライトは、緩やかに続く「桂坂(かつらざか)」。かつて蔦の木が生い茂っていたことからその名がついたと言われるこの坂は、周囲に閑静な住宅街や教育施設が点在し、歩くほどに都会の喧騒が静寂へと変わっていくのを感じられます。

    3. 「白金」の風を感じ、歴史的洋館へ

    坂を上りきると、洗練された「白金エリア」のアカデミックな空気に包まれます。道なりに進むと、やがて右手に明治学院大学のキャンパスが現れます。

    正門をくぐると、そこには明治学院記念館インブリー館、そして美しい**礼拝堂(チャペル)**といった、ヴォーリーズ設計などの歴史的建造物が並びます。赤レンガと尖塔が織りなすその景色は、まるで19世紀のヨーロッパに迷い込んだかのよう。キリスト教主義教育の伝統を象徴する、温かくも厳かな空間です。

    4. 新旧の東京を繋ぐ17分のプロムナード

    高輪ゲートウェイ駅から明治学院大学正門までは、距離にして約1キロメートル。ゆっくり歩いて約17分ほどの道のりです。

    最新のテクノロジーが集結した駅から、100年以上の歴史を刻む洋館が待つキャンパスへ。このルートを歩くことは、東京という街が持つ「進化」と「継承」を同時に体感する、特別な体験になるはずです。

    【歩いてみた感想】 高輪ゲートウェイ駅の開放感と、桂坂を上る際の心地よい疲労感、そしてキャンパスに到着した瞬間の重厚な美しさ。短い距離ながら、非常に密度の高い散歩道です。通学はもちろん、休日の静かな散策にも心からおすすめしたいコースですよ。

  • 新宿から電車、成城大学まで歩く

    「大学まで歩こう」シリーズ第9弾は、世田谷区の閑静な高級住宅街に佇む「成城大学」を取り上げます。

    今回は、巨大ターミナル新宿駅からの小田急線の旅と、駅からキャンパスまでの短いけれど優雅な散歩道をご紹介します。


    新宿から15分の別世界:成城大学へのスマートなアクセスガイド

    都会の喧騒が残る新宿から、小田急線に揺られてわずか15分。電車を降りるとそこには、都内屈指の邸宅街として知られる「成城」の静謐な街並みが広がっています。今回は、電車での移動からキャンパス到着まで、その魅力を余すところなくお伝えします。

    1. 小田急線新宿駅から「成城学園前」へ

    まずは、小田急線新宿駅の地上改札からスタートしましょう。成城大学の最寄り駅である**「成城学園前駅」へ向かうには、急行または準急**を利用するのが最もスムーズです。

    ホームに入ってくる活気ある電車の音を聞きながら乗車すると、列車は代々木上原を過ぎ、世田谷の住宅街を駆け抜けていきます。高架化された線路からは、晴れた日には遠くの山々や富士山が見えることも。街並みが少しずつ低くなり、緑が増えてくると、まもなく「成城学園前」に到着です。

    2. 成城学園前駅「北口」:気品あふれる駅前

    駅に降り立つと、そこは地下化されたモダンなホーム。改札を出て「北口」へ向かいましょう。地上に出た瞬間、駅前の整然とした並木道と、高級感のあるスーパーやおしゃれなカフェが目に入ります。

    この街は、1920年代に成城学園の移転とともに開発された学園都市。そのため、駅の目の前からすでに「学園の街」としての品格が漂っています。

    3. 徒歩3分の贅沢なアプローチ

    キャンパスまでの道のりは、拍子抜けするほどシンプルです。北口を出てそのまま直進し、銀杏並木が美しい通りを歩くことわずか3分

    成城の街らしい、ゆったりとした時間の流れを感じながら歩いていると、すぐに成城大学の正門が見えてきます。このエリアは道が広く、高い建物が少ないため、空が広く感じられるのが特徴。毎日の通学路が、まるで高級住宅街を散策しているかのような気分にさせてくれます。

    4. 街と溶け合うキャンパス

    成城大学のキャンパスは、周囲の邸宅街と見事に調和しています。高い塀で仕切られることなく、街の緑と一体化した開放的な雰囲気は、成城ならではの魅力。少人数教育を掲げる大学らしく、どこかアットホームで落ち着いた空気が、訪れる人を優しく迎えてくれます。

    新宿駅から電車と徒歩を合わせても20分から25分ほど。都心からのアクセスの良さと、圧倒的な環境の良さを両立した、理想的なロケーションです。

    【歩いてみた感想】 新宿の雑踏から、わずかな時間でこれほどまでに静かで美しい街へ移動できるのは、小田急線ならではの贅沢です。駅から大学までの3分間は、心を落ち着かせるための最高のアプローチ。ぜひ一度、この「成城スタイル」の通学路を歩いて、その心地よさを体感してみてください。

  • 護国寺駅から学習院大学まで歩く

    「大学まで歩こう」シリーズ、今回は歴史ある寺院から皇室ゆかりの学び舎へと続く、文教地区の気品あふれる散歩道をご紹介します。

    東京メトロ有楽町線・護国寺駅から、目白の丘に佇む学習院大学(目白キャンパス)を目指す、約25分のコースです。


    文教の薫りをたどって:護国寺から目白の丘へ、歴史を歩むアカデミック・ロード

    都心にありながら、どこかおっとりとした情緒が残る文京・豊島エリア。今回は、徳川家ゆかりの「護国寺」から、広大な森に包まれた「学習院大学」まで、目白通りを主軸にした気品ある散歩道をご案内します。

    1. 護国寺の静寂からスタート

    旅の始まりは護国寺駅。地上に出ると、目の前には徳川綱吉公の命によって建立された大寺院、護国寺の仁王門がそびえ立ちます。まずは広大な境内で、江戸の歴史と静寂を肌で感じてから歩き始めましょう。

    護国寺を背にして、不忍通り(しのばずどおり)を西へと進みます。このあたりは出版社や教育施設が多く、歩いているだけで背筋が少し伸びるような、知的な活気に溢れています。

    2. 「目白通り」の並木を楽しみながら

    しばらく歩くと、道は目白通りへと合流します。ここからは、緩やかな上り坂を楽しみながら、ひたすら直進するルートです。

    道中には、同じく長い歴史を持つ「日本女子大学」のキャンパスが広がります。歴史を感じさせる建築物と、手入れの行き届いた植栽が続くこの道は、都内でも有数の美しい通学路。特に新緑や銀杏の季節は、木漏れ日が歩道を黄金色に染め、歩くことそのものが贅沢なアクティビティになります。

    3. 「椿山荘」の森を感じて

    さらに進むと、左手には名門ホテル「ホテル椿山荘東京」の広大な森の気配が感じられます。直接中に入らなくても、このエリア一帯を包む豊かな緑の潤いは、散歩の足取りをより軽やかにしてくれます。

    坂を上りきると、賑やかな目白駅周辺の喧騒が近づいてきますが、その手前、右手に現れるのが学習院大学の正門です。

    4. 都会の真ん中に残る「武蔵野の森」

    正門に到着すると、まず驚かされるのがその圧倒的な緑の深さです。キャンパス内には、かつての近衛騎兵連隊跡地としての歴史を物語る古木が立ち並び、まさに「武蔵野の森」がそのまま残っているかのような静謐な空間が広がっています。

    護国寺駅からの距離は約1.7キロメートル。ゆっくり歩いて約25分ほどの、充実感のあるウォーキングコースです。

    【歩いてみた感想】 護国寺から目白へと続くこの道は、アップダウンがありながらも景観の変化に富んでいて、飽きることがありません。歴史、教育、そして自然。東京が持つ「品格」を五感で楽しめる、大人にこそ歩いてほしい贅沢な散歩道ですよ。

  • 神楽坂駅から東京理科大学まで歩く

    「大学まで歩こう」シリーズ第8弾、今回は江戸の風情とパリのようなお洒落な雰囲気が同居する街、神楽坂から「東京理科大学(神楽坂キャンパス)」を目指します。

    神楽坂駅からは、賑やかな商店街を下っていく、歩いているだけで楽しい通学路です。


    粋な街並みを抜けて知の最前線へ:神楽坂駅から東京理科大学への坂道さんぽ

    歴史ある料亭や石畳の路地、そして洗練されたカフェが並ぶ街、神楽坂。この街のど真ん中に位置するのが、日本屈指の理工系私大である東京理科大学の神楽坂キャンパスです。今回は、東京メトロ東西線・神楽坂駅からキャンパスのシンボル、1号館(本館)までの道のりをご案内します。

    1. 神楽坂駅「神楽坂口(1b出口)」からスタート

    スタートは神楽坂駅の神楽坂口(1b出口)です。地上に出ると、目の前には神楽坂通りが広がっています。この駅周辺は「矢来町」と呼ばれ、かつて武家屋敷があった歴史あるエリア。

    出口を出たら、まずは右方向に進み、坂を下っていきましょう。この「坂を下る」という感覚が、神楽坂ウォーキングの醍醐味です。

    2. 神楽坂通りの賑わいと「赤城神社」

    歩き始めてすぐに左手に見えるのが、モダンな社殿で知られる赤城神社。建築家・隈研吾氏がデザインした神社は、一見の価値ありです。

    さらに坂を下ると、道の両側には和菓子屋、フレンチレストラン、そして学生たちに人気のリーズナブルな定食屋がひしめき合っています。「今日はどこでランチしようかな?」と考えるだけで、足取りが軽くなるはず。メイン通りの賑やかさも魅力ですが、時折のぞく細い路地の石畳には、思わずカメラを向けたくなってしまいます。

    3. 外堀通りを目前に、そびえ立つキャンパス

    商店街を楽しみながら10分ほど歩くと、坂の下に大きな交差点が見えてきます。その手前、飯田橋駅に向かって右側に位置するのが、東京理科大学 神楽坂キャンパスです。

    都心の限られたスペースに効率よく配置された校舎群は、まさに機能美。理系の大学らしい理知的でシャープな印象を受けます。キャンパスのすぐ隣には外堀通りがあり、春にはお濠沿いの見事な桜を眺めることもできる最高のロケーションです。

    4. 毎日が発見に満ちた「下り坂」の通学路

    神楽坂駅から正門(付近)までは、距離にして約700メートル。ゆっくり歩いて約10分ほどの道のりです。

    「神楽坂を下って大学へ」という贅沢なルート。単なる通学路としてだけでなく、歴史と流行が交差するこの街を毎日歩くことは、理科大生にとって大きな刺激になるはず。授業の合間にふらりと路地裏を探検する、そんな「大人な学生生活」が待っています。

    【歩いてみた感想】 坂を下るルートなので非常に楽に歩けますし、何よりお店のバリエーションが豊富で飽きることがありません。朝は商店街の静かな目覚めを、帰りは賑わう夜の神楽坂を楽しみながら、オンとオフを切り替えるのにぴったりのコースです。

  • 自由が丘駅から東京科学大学まで歩く

    「大学まで歩こう」シリーズ、今回は大人の散歩道として、洗練されたショッピングタウンからアカデミックな知の拠点へと至る、自由が丘から東京科学大学(旧 東京工業大学・大岡山キャンパス)へのルートをご紹介します。

    2024年10月に誕生したばかりの新しい名称「東京科学大学」。東横線と大井町線が交差するエリアをのんびり歩きながら、モダンな街並みと豊かな緑を楽しむ約20分の散歩コースです。


    洗練と知性のクロスロード:自由が丘から東京科学大学へ、緑道をたどる贅沢な散歩道

    東急線沿線でも屈指の人気を誇る「自由が丘」。おしゃれなショップやカフェが立ち並ぶこの街から、日本の科学技術を牽引する「東京科学大学」の大岡山キャンパスまでは、実は歩いてすぐの距離にあります。今回は、人混みを避けて季節の風を感じられる、緑道経由のルートをご案内します。

    1. 「マリ・クレール通り」の華やぎからスタート

    散歩の始まりは、自由が丘駅の南口。改札を出てすぐの「マリ・クレール通り」は、美しい並木とベンチが並び、どこかヨーロッパの街角のような雰囲気が漂っています。まずはここで、街の華やかな空気をお裾分けしてもらいましょう。

    駅を背にして左方向(大岡山方面)へ進むと、すぐに見えてくるのが「九品仏川(くほんぶつがわ)緑道」。ここが今回の散歩のメインステージです。

    2. 四季の彩りを楽しむ緑道のプロムナード

    緑道に入ると、それまでの商業地の賑やかさが嘘のように、穏やかな時間が流れ始めます。春には桜、初夏にはアジサイが咲き誇るこの道は、地元の人々の定番のお散歩コース。

    道沿いには、隠れ家のようなカフェや小さなお菓子屋さんが点在しています。お気に入りのドリンクをテイクアウトして、ベンチで一休みしながら歩くのも、自由が丘らしい散歩の楽しみ方です。そのまま緑道をまっすぐ進み、東急大井町線の線路を越えて、緑が深い「緑が丘」エリアへと入っていきます。

    3. 突如現れる「知の要塞」とチーズケーキのような図書館

    住宅街を抜けると、視界がパッと開け、モダンな建物群が見えてきます。ここが東京科学大学(大岡山キャンパス)です。

    特に目を引くのは、その形状から学生たちに「チーズケーキ」の愛称で親しまれているガラス張りの図書館。周囲の豊かな緑と、最先端の建築デザインが見事に調和しています。キャンパスの入り口付近には、春になると見事な桜並木が広がり、地域の人々にも開かれた開放的な空間となっています。

    4. 自由が丘から大岡山へ、心地よい20分の旅

    自由が丘駅から東京科学大学正門までは、距離にして約1.2キロメートル。ゆっくり歩いて約17分から20分ほどです。

    ショッピングのついでに少し足を伸ばすだけで、都会の喧騒からアカデミックな静寂へと、ドラマチックに景色が変わります。散歩のゴールにふさわしい大岡山駅周辺には、古き良き商店街も残っており、散歩のあとの「街歩き」もさらに楽しめますよ。

    【歩いてみた感想】 自由が丘の華やかさと、緑道の静けさ、そして大学キャンパスの知的な雰囲気。わずか20分の中に、目黒区・大田区エリアの魅力がギュッと詰まったコースです。天気の良い週末、カメラを片手に「新しくなった大学」まで、少し足を伸ばしてみませんか?

  • 東京都立大学まで歩く

    「大学まで歩こう」シリーズの第7弾は、多摩エリアの落ち着いた住宅街に位置する「東京都立大学 日野キャンパス」へのルートをご紹介します。

    立大の日野キャンパスは、システムデザイン学部の拠点。最寄り駅であるJR中央線・豊田(とよだ)駅から、緑豊かな公園を抜けてキャンパスを目指す、約20分の爽やかな通学路をご案内します。


    豊田駅から都立大へ:多摩の緑と開放感を感じる20分のリフレッシュ・ウォーク

    中央線の特急や快速が停車する豊田駅。ここから、東京都立大学の日野キャンパスへと続く道は、都会の喧騒から離れた、非常に静かで落ち着いた道のりです。日々の通学がちょっとした運動とリフレッシュになる、そんなルートを詳しく解説します。

    1. 豊田駅「北口」からスタート

    JR豊田駅に到着したら、まずは改札を出て北口へ向かいましょう。駅前には落ち着いたロータリーが広がり、スーパーやカフェなど、生活に便利な施設が揃っています。

    エスカレーターを下りたら、まずは駅前の大通りを直進します。このあたりは道幅が広く、空が大きく感じられるのが多摩エリアらしい魅力です。

    2. 「多摩平緑地通り」の並木道を抜けて

    しばらく進むと、「多摩平緑地通り」へと入ります。その名の通り、通りの両側には豊かな植栽が続き、季節ごとの彩りを楽しむことができます。

    このエリアはかつての大規模な住宅団地が美しく再開発されており、歩行者専用道路や公園が整備されているため、とても歩きやすいのが特徴です。特に新緑や紅葉の季節は、歩いているだけで心が癒やされるような感覚になります。

    3. 「旭が丘中央公園」がキャンパスの目印

    15分ほど歩き進めると、右手に大きな「旭が丘中央公園」が見えてきます。広々とした芝生やスポーツ施設があるこの公園は、近隣住民や学生たちの憩いの場となっています。

    この公園を通り過ぎ、交差点を渡れば、いよいよ東京都立大学 日野キャンパスに到着です。キャンパス内には、最先端の実験施設を備えたモダンな校舎が建ち並び、静かな環境の中で研究に没頭できる雰囲気が整っています。

    4. 歩くことで見つかる「多摩の魅力」

    豊田駅から日野キャンパスまでは、距離にして約1.6キロメートル。ゆっくり歩いて約20分から23分ほどの道のりです。

    少し距離があるように感じるかもしれませんが、平坦な道が多く、公園や緑地が点在するこのルートは、歩いてみると意外と短く感じられます。バスを利用することもできますが、運動不足解消や、考えを整理するための時間として、この「20分ウォーク」を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

    【歩いてみた感想】 とにかく「静かさ」と「緑の多さ」が印象的なコースです。駅前の利便性と、キャンパス周辺の穏やかな環境のコントラストが面白く、毎日通うことで四季の変化を敏感に感じられそうです。受験生の皆さんも、ぜひこの開放感あふれる通学路を体験してみてください。

    都立大が都立大学駅にあったのはいつまでなんだろう。

  • 成蹊大学まで歩く

    「大学まで歩こう」シリーズ、今回は学生に大人気の街・吉祥寺から「成蹊大学」への通学路をご紹介します。

    吉祥寺駅からの道のりは、賑やかな商店街から一変して、歴史を感じる壮大な並木道へと表情を変える非常に魅力的なコースです。


    吉祥寺の活気と100年の欅並木を抜けて。成蹊大学への通学路ガイド

    「住みたい街ランキング」で常に上位に入る吉祥寺。その中心地である吉祥寺駅から、名門・成蹊大学(成蹊学園)へと続く道は、単なる通学路以上の価値がある、武蔵野の自然と歴史を感じるルートです。

    1. 吉祥寺駅北口から、賑わいの街へ

    スタートはJR・京王井の頭線の吉祥寺駅「北口」から。駅前にはバスロータリーが広がり、向かいにはサンロード商店街や大型商業施設が並びます。成蹊大学行きのバスも頻繁に出ていますが、天気の良い日はぜひ徒歩(約15分〜20分)に挑戦してみましょう。

    まずは駅を背にして平和通りを左(三鷹方面)へ。ユニクロのある交差点を右に曲がり、中道通りや五日市街道周辺の、おしゃれなカフェや雑貨店が点在するエリアを抜けていきます。

    2. 歴史の風格漂う「欅(けやき)並木」

    五日市街道を北へ進み、「成蹊通り」へと差し掛かると、このルート最大のハイライトが現れます。それが、大学正門前まで約500メートル続く欅並木です。

    大正13年(1924年)の移転時に植えられたというこれらの木々は、今では樹齢100年を超え、武蔵野市の天然記念物や「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。夏は木漏れ日が涼しく、秋には鮮やかな紅葉、冬には美しい枝ぶりが空に映えます。学生たちがこの並木道を歩く足音や、風に揺れる葉の音は、成蹊生にとっての「日常のメロディ」となっています。

    3. 「赤レンガ」の校舎とアカデミックな静寂

    並木道を通り抜けると、いよいよ成蹊大学の正門に到着します。門の先に広がるキャンパスは、伝統的な赤レンガ造りの本館を中心に、落ち着いた雰囲気が漂っています。

    特に有名なのが「情報図書館」。近未来的な球体の会議室(通称:プラネット)があることで知られ、その斬新な建築と歴史ある並木のコントラストは、成蹊大学ならではの景観です。

    4. 毎日がちょっとした旅になる通学路

    吉祥寺駅から成蹊大学までは、距離にして約1.2キロメートル。歩いて15分から20分ほどです。

    朝の清々しい空気の中で欅並木を歩く時間は、授業前の頭を整理したり、友人とゆっくり語り合ったりするのに最適なひととき。「吉祥寺の街」と「学びの舎」をつなぐこの道は、卒業しても一生忘れられない思い出の景色になるはずです。

    【歩いてみた感想】 吉祥寺の賑やかさを抜けた後に現れる欅並木の圧倒的な存在感には、いつ訪れても心が洗われるような感覚があります。通学バスではなく、あえて歩くことでしか得られない「季節の移ろい」を、ぜひ楽しんでみてください。

  • 秋葉原駅から明治大学まで歩く

    「大学まで歩こう」プロジェクト第6弾は、カルチャーが交差する街・秋葉原から、日本屈指の都市型キャンパス「明治大学 駿河台キャンパス」へのウォーキングルートをご紹介します。

    最新のガジェットやアニメ文化が溢れる秋葉原から、アカデミックな空気が漂う駿河台(お茶の水)の丘へ。わずか1km強の道のりの中に、東京の多様な表情が凝縮された魅力的なコースです。


    電脳街から学びの丘へ:秋葉原から明治大学リバティタワーを目指す

    東京のサブカルチャーの聖地・秋葉原。ここから、かつて「日本のカルチェ・ラタン」と呼ばれた駿河台の丘にある明治大学へと歩いてみましょう。喧騒を抜け、坂を上がり、空にそびえるキャンパスを目指す、約17分のドラマチックな通学路ガイドです。

    1. 秋葉原駅「電気街改札」からスタート

    旅の始まりは、活気あふれる秋葉原駅の電気街改札。駅を出ると、巨大な看板や電子パーツ店が並び、世界中から集まった人々で賑わっています。まずはこのエネルギーを感じながら、万世橋方面へ向かいましょう。

    神田川に架かる「万世橋」を渡ると、かつての駅舎を再利用したおしゃれな商業施設「マーチエキュート神田万世橋」が見えてきます。歴史的な赤レンガと近代的な秋葉原の対比は、歩き始めてすぐのシャッターポイントです。

    2. 神田明神の傍を通り、駿河台の坂へ

    万世橋を越えて外堀通りを直進し、お茶の水方面へと進みます。少し足を伸ばせば、江戸の総鎮守・神田明神に寄ることもできますが、今回はそのまま駿河台の丘を目指しましょう。

    ここからがこのルートの醍醐味、緩やかな上り坂の始まりです。昌平坂(しょうへいざか)周辺の静かな通りを歩いていると、秋葉原の喧騒が嘘のように遠ざかり、代わりに落ち着いた街並みが現れます。

    3. ニコライ堂と「リバティタワー」の共演

    坂を上りきると、左手に美しいドーム屋根のニコライ堂(東京復活大聖堂)が見えてきます。そしてその前方、お茶の水の空に堂々とそびえ立つのが、明治大学のシンボル「リバティタワー」です。

    地上23階建てのこの高層校舎は、まさに駿河台のランドマーク。都会の空を突くようなその姿は、学ぶ者たちの志の高さを示しているかのようです。

    4. 学問の熱気を感じるゴール

    リバティタワーの足元に辿り着けば、そこが明治大学のメインキャンパス。周辺には楽器店や古書店が並び、学生たちの議論する声や音楽が混ざり合う、独特の文化的な熱気に包まれています。

    秋葉原駅からの距離は約1.1キロメートル。歩いて約17分ほどです。

    【歩いてみた感想】 「秋葉原」と「お茶の水・駿河台」という、全く異なる個性を持つ二つの街を繋ぐこの道。坂を上るごとに景色が変わり、キャンパスが見えてきた時の達成感は格別です。散歩としても通学路としても、東京の奥深さを感じられる素晴らしいコースですよ。