カテゴリー: 大学

  • 国立駅から一橋大学まで歩く

    武蔵野の面影と学園都市の象徴:国立駅から一橋大学への並木道

    JR中央線の国立駅。南口に降り立つと、そこには「赤い三角屋根」の旧駅舎が復元された懐かしい風景と、南へとどこまでも真っ直ぐに伸びる広大な「大学通り」が広がっています。今回は、この日本を代表する美しい街路を通り、日本最古の社会科学系大学である一橋大学(国立キャンパス)へのルートをご案内します。

    1. 国立駅「南口」から、日本百景の並木道へ

    スタートは、国立のシンボルである旧駅舎を背にした南口ロータリー。ここから始まる「大学通り」は、幅員44メートルという圧倒的なスケールを誇る直線道路です。

    歩道に一歩踏み出すと、頭上を覆うのは豊かな並木のトンネル。春には淡いピンクに染まる桜、秋には黄金色に輝くイチョウが、訪れる人の目を楽しませてくれます。1985年に設置されたフランス製の街灯が並ぶこの道は、「新東京百景」にも選ばれており、歩いているだけで心が洗われるような清々しさがあります。

    2. 歴史を物語るロマネスクの傑作群

    大学通りを5分ほど歩くと、左右に重厚な石造りの校舎群が現れます。ここが一橋大学の国立キャンパスです。

    1927年に神田一ツ橋からこの地に移転して以来、武蔵野の雑木林と見事に調和してきたキャンパス。特筆すべきは、国の登録有形文化財である兼松講堂です。名建築家・伊東忠太が設計したこの建物は、ロマネスク様式の半円アーチが美しく、細部には伊東忠太らしい「不思議な動物(怪物)」の彫刻がそこここに隠れています。

    3. 自然と知性が共鳴する「森の学び舎」

    キャンパス内には、移転当時の自然がそのまま残されたような雑木林が点在し、アカデミックな雰囲気の中にどこか野性味を感じさせる静謐な空間が広がっています。「建物も歴史を感じる雰囲気がとても良い」と多くの訪問者が語るように、石造りの図書館や本館が並ぶ景観は、まさに「学問の府」としての風格に満ちています。

    4. 心地よい7分間のショートウォーク

    国立駅から一橋大学の正門(西キャンパス側)までは、距離にして約500メートル。ゆっくりと並木を眺めながら歩いて約7分ほどの道のりです。

    「まっすぐな道、豊かな緑、そして美しい古建築」。この7分間の散歩は、単なる移動ではなく、知的な感性を刺激してくれる贅沢な時間。四季折々の自然の表情を楽しみながら、一歩ずつ踏みしめてみてください。


    【今回のルートマップ】 国立駅から一橋大学までのルート(Google マップ)

    【周辺のおすすめスポット】 大学通りの周辺には、国立マダムにも人気のティーハウスや、こだわりの雑貨店、そして「ブランコ通り」と呼ばれるレトロな路地裏商店街など、立ち寄りたくなるスポットが目白押しです。大学見学の帰りに、ゆっくりとお茶を楽しむのも国立らしい過ごし方ですね。

  • 新宿駅から電車で東京外国語大学まで

    「大学まで歩こう」プロジェクト第28弾。今回は、世界中の言語と文化が集まる知の拠点、「東京外国語大学(府中キャンパス)」を目指します。

    新宿駅から電車旅。実は最寄り駅の選び方で景色がガラリと変わります。今回は、スムーズな電車の乗り継ぎと、駅からキャンパスまでのアプローチをご案内します。


    武蔵野の風に誘われて:新宿駅から東京外国語大学へのトレイン&ウォーク

    新宿の喧騒を離れ、西へと向かう電車の旅。東京外国語大学へは、JR中央線を使うルートと、京王線を使うルートの2通りがあります。ユーザーさんが仰っていた「調布の」という言葉通り、京王線側からのアクセスも非常にポピュラーです。

    1. 【王道ルート】JR中央線 + 西武多摩川線

    最も歩く距離が短く、スムーズなのがこのルートです。

    • 電車: JR新宿駅から中央線(快速)に乗車し、「武蔵境駅」へ(約20分)。

    • 乗り換え: 西武多摩川線に乗り換え、「多磨(たま)駅」で下車します。単線ののんびりした雰囲気が、旅情を誘います。

    • 歩く: 多磨駅の改札を出て、左側のエスカレーターを降りれば、目の前はもう大学のエリア。徒歩約5分で正門に到着します。

    2. 【調布・京王線ルート】京王線 + 徒歩(またはバス)

    「調布の空気を感じたい」という方や、京王線ユーザーに馴染みがあるのがこちらです。

    • 電車: 京王線新宿駅から特急(京王八王子・高尾山口方面行)に乗車し、「調布駅」で各駅停車に乗り換えて「飛田給(とびたきゅう)駅」へ。

    • 歩く: 飛田給駅北口からキャンパスまでは約1.5km。味の素スタジアムを横目に見ながら、真っ直ぐ続く道を歩いて約20分です。

      • ※「歩くのはちょっと……」という時は、飛田給駅北口から「多磨駅行」のバスに乗れば約10分で大学前に着きます。

    3. 世界への扉、円形校舎がお出迎え

    どのルートから来ても、最後に迎えてくれるのは、大学のシンボルである円形の校舎群。広い芝生の中央広場を囲むように配置された各言語の専攻棟は、まさに「世界の縮図」のようです。

    多磨駅から歩けば、わずか5分でこの国際色豊かな空間にワープできます。一方、飛田給から20分かけて歩けば、武蔵野の広大な風景が徐々にアカデミックな空気に変わっていくプロセスをじっくり楽しめますよ。

    4. 2つの顔を持つ「多摩エリア」の通学路

    新宿から電車と徒歩を合わせて、多磨駅経由なら約40分、飛田給駅からの徒歩なら約50分〜60分

    「調布・府中エリア」のゆったりとした時間の流れを感じながら、世界中の言葉が飛び交うキャンパスへ。天気の良い日は、少し早めに家を出て、飛田給からのロングウォークで体を目覚めさせるのも贅沢な過ごし方かもしれません。


    【今回のアクセスルート】 新宿駅から東京外国語大学までのルート(Google マップ)

    【歩いてみた感想】 西武多摩川線の多磨駅は、駅舎が新しくなって非常に開放的!そこから大学までの数分間は、まるで海外の公園を歩いているような清々しさがあります。一方、京王線側からのルートは「スタジアムがある街」の活気を感じられるのが面白いですね。その日の気分で使い分けたくなる、魅力的なアクセスです。

  • 大崎駅から立正大学まで歩く

    「大学まで歩こう」プロジェクト第27弾。今回は、再開発で進化を続けるビジネス拠点から、歴史ある学び舎へと至る「立正大学(品川キャンパス)」をご紹介します。

    JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、そしてりんかい線が乗り入れる巨大ターミナル、大崎駅から、都会のスタイリッシュな景観を楽しみながら歩く約7分のショートコースです。


    ビジネス街の鼓動を感じて:大崎駅から立正大学へのモダン・アーバン・ウォーク

    高層ビルや商業施設が建ち並ぶ、現代の東京を象徴する街の一つ、大崎。ここから立正大学品川キャンパスまでは、美しく整備された歩道を歩き、都会のエネルギーを感じながらキャンパスへと向かう、非常にスマートなルートです。

    1. 大崎駅「西口」からスタート

    旅の始まりは大崎駅の西口。改札を出て「ニューシティ大崎」や「ゲートシティ大崎」へと続くペデストリアンデッキを渡り、地上へと降りていきます。

    大崎駅周辺は、再開発によって歩行者専用の空間が広く確保されており、とても歩きやすいのが特徴です。まずは、駅前のビル群を抜け、山手通り方面を目指して歩き始めましょう。

    2. 山手通り沿いの洗練された並木道

    地上に降りると、道は広く整備された「山手通り」へと繋がります。このルートの魅力は、都会的な機能美に溢れた景観です。

    通り沿いにはスタイリッシュなオフィスビルやマンションが並び、植栽の緑がアクセントを添えています。朝の通勤・通学時間帯には、多くのビジネスマンや学生たちが足早に行き交い、街全体に心地よい緊張感と活気が漂っています。平坦な道が続くので、リズム良く軽快に歩を進めることができます。

    3. 仏教精神の伝統が息づく「都市型キャンパス」

    5分ほど歩き、山手通りから一本奥に入ると、落ち着いた色調の現代的な校舎が現れます。ここが立正大学(品川キャンパス)です。

    150年以上の歴史を誇る立正大学。この品川キャンパスは、その長い伝統を受け継ぎながらも、最先端の教育設備を備えた都市型の学び舎です。キャンパス内には静かな空間が広がり、一歩外に出れば大崎や五反田の活気があるという、オンとオフの切り替えが非常にスムーズな環境が整っています。

    4. 驚くほど近い「7分間」のアプローチ

    大崎駅から立正大学正門までは、距離にして約450メートル。ゆっくり歩いても約7分ほどの道のりです。

    「巨大なオフィス街を横目に、すぐ近くのキャンパスへ」。この驚くほど短い距離感は、都会の大学ならではの贅沢です。移動のストレスがほとんどない分、授業や研究、そして放課後の活動により多くのエネルギーを注ぐことができそうですね。


    【今回のルートマップ】 大崎駅から立正大学までのルート(Google マップ)

    【歩いてみた感想】 とにかく「近い!」というのが第一印象。道も非常に分かりやすく、迷う心配がありません。駅前の未来的なビル群と、歴史ある大学の落ち着いた雰囲気。その対比を楽しみながら歩く7分間は、都会を使いこなしているような、とてもスマートな気分にさせてくれますよ。

  • 金沢八景駅から関東学院大学まで歩く

    「大学まで歩こう」プロジェクト第27弾。今回は、横浜の美しい海辺の景色と歴史が交差する街、金沢八景から「関東学院大学(金沢八景キャンパス)」を目指します。

    京急線・シーサイドラインが乗り入れる金沢八景駅から、平潟湾のきらめきを眺めながら歩く、約15分の清々しい散歩道をご案内します。


    海風が運ぶ学びの息吹:金沢八景駅から関東学院大学へのウォーターフロント・ウォーク

    かつて浮世絵にも描かれた景勝地、金沢八景。その名を冠した駅から、キリスト教主義に基づく伝統校・関東学院大学のメインキャンパスまでは、潮の香りと共に歩む、横浜ならではの開放感に満ちたルートです。

    1. 金沢八景駅:再開発で新しくなった玄関口からスタート

    旅の始まりは金沢八景駅近年、駅前広場やシーサイドラインの延伸により、非常に明るく近代的な駅へと生まれ変わりました。

    改札を出て地上に降りると、そこには歴史ある瀬戸神社の緑と、近代的な駅舎が共存する独特の風景が広がっています。まずは国道16号(横須賀街道)に沿って、南の追浜方面へと歩き始めましょう。

    2. 平潟湾の絶景と「夕照橋」の気配

    このルートの醍醐味は、左手に広がる平潟湾(ひらがたわん)の眺望です。歩道が広く整備されており、海風を感じながらのウォーキングは、都心の通学路では決して味わえない贅沢な時間。

    道中には、源頼朝ゆかりの「瀬戸神社」や、海に浮かぶような「琵琶島神社」があり、歴史の深さを感じさせてくれます。天気の良い日には水面がキラキラと輝き、遠くに見える野島公園の山が、歩く目を楽しませてくれます。

    3. 潮風に包まれた「知の交流拠点」

    15分ほど歩き、平潟湾沿いの景色を楽しみながら進むと、前方に洗練された校舎群が見えてきます。ここが関東学院大学(金沢八景キャンパス)です。

    2023年には関内に新しいキャンパスも誕生しましたが、この八景キャンパスは広大な敷地と豊かな自然が魅力のメイン拠点。正門をくぐると、キリスト教の精神を象徴するチャペルや、学生たちの活気あふれる交流スペースが広がっています。海に近いロケーションを活かした開放的な造りは、自由な学びの場にふさわしい雰囲気です。

    4. 毎日がショートクルーズのような15分

    金沢八景駅からキャンパス正門までは、距離にして約1.1キロメートル。海沿いの道を楽しみながら歩いて約15分ほどの道のりです。

    「海の広さを感じ、歴史に触れながらキャンパスへ向かう」。この15分間の散歩は、授業前の頭をクリアにし、心を穏やかに整えてくれます。横浜の海辺ならではの、ゆったりとした時間の流れを感じながら、一歩一歩踏みしめてみてください。


    【今回のルートマップ】金沢八景駅から関東学院大学までのルート(Google マップ)

    【歩いてみた感想】 とにかく「視界が開けていて気持ちが良い」の一言に尽きます。国道沿いですが、海側を歩けば車の音もそれほど気にならず、潮騒を感じながらのリフレッシュに最適です。平坦で歩きやすく、通学路というよりは「リゾート地の散策」をしているような気分になれる、とても贅沢なコースですよ。

  • 淵野辺駅から桜美林大学まで歩く

    「大学まで歩こう」プロジェクト第26弾!今回は、神奈川県相模原市と東京都町田市の境界エリアに位置する、国際色豊かな学び舎「桜美林(おうびりん)大学(町田キャンパス)」を目指します。

    JR横浜線・淵野辺(ふちのべ)駅から、静かな住宅街を抜け、広大なキャンパスへと至る約23分のウォーキングコースです。


    星の街から学びの森へ:淵野辺駅から桜美林大学へのピースフル・ウォーク

    宇宙開発の拠点(JAXA)があることから「銀河の街」としても知られる淵野辺。ここから桜美林大学町田キャンパスまでは、落ち着いた住宅街の中を、空の広さを感じながら歩く清々しいルートです。

    1. 淵野辺駅「北口」からスタート

    旅の始まりはJR横浜線・淵野辺駅。キャンパスへは、デッキが整備された**「北口」**から出発しましょう。駅前には学生たちの生活を支えるスーパーやカフェが並び、多くの若者が行き交う活気に満ちています。

    まずは駅前のロータリーを抜け、「こと座通り」や「カシオペア通り」といった星座の名がついた通りを北東方向へ進みます。淵野辺らしい遊び心のある街並みが、歩く目を楽しませてくれます。

    2. 住宅街を抜ける穏やかなプロムナード

    駅から少し離れると、道は静かな住宅街へと入っていきます。このルートの魅力は、道が平坦で非常に歩きやすいこと。

    通り沿いには、学生たちが通学に利用するアパートや、手入れの行き届いた庭を持つ家々が並び、日常の穏やかな時間が流れています。特に春先や秋口は、心地よい風を感じながら、授業の内容に思いを馳せたり、音楽を聴いたりして歩くのにぴったりの環境です。

    3. 「キリスト教精神」を感じる開放的なキャンパス

    20分ほど歩き、視界が開けてくると、緑豊かな桜美林大学(町田キャンパス)の敷地が見えてきます。

    キャンパス内に一歩足を踏み入れると、そこはキリスト教精神に基づいた自由で開放的な雰囲気。象徴的な礼拝堂(チャペル)や、洗練されたデザインの校舎がバランス良く配置されています。留学生も多く、多言語が飛び交う国際的な空気感は、この大学ならではの魅力。中央の芝生広場では、学生たちが思い思いの時間を過ごしており、まさに「学びのコミュニティ」といった温かさを感じられます。

    4. 心地よい23分間のリフレッシュ

    淵野辺駅から桜美林大学正門(または各館入り口)までは、距離にして約1.6キロメートル。ゆっくり歩いて約23分ほどの道のりです。

    多くの学生がバスを利用する距離ではありますが、あえて歩くことで、淵野辺の街の静けさと、キャンパスに到着した瞬間の開放感をより深く味わうことができます。朝のウォーキングで体を目覚めさせ、広大なキャンパスで一日を始める。そんな健やかな通学スタイルを楽しんでみてください。


    【今回のルートマップ】 淵野辺駅から桜美林大学までのルート(Google マップ)

    【歩いてみた感想】 道中に大きなアップダウンがなく、非常にリズム良く歩けるコースです。駅前の「星」をテーマにした街作りから、大学の国際的な雰囲気へと移り変わる変化が楽しく、23分という時間がリフレッシュにちょうど良い長さに感じられました。キャンパス内のカフェやテラスは一般の人も利用しやすい雰囲気で、散歩のゴールにふさわしい贅沢な空間ですよ。

  • 高尾駅から拓殖大学まで歩く

    「大学まで歩こう」プロジェクト第25弾。今回は、高尾山の麓に位置する自然豊かな学び舎、「拓殖大学(八王子国際キャンパス)」を目指します。

    京王線・JRが乗り入れる高尾駅から、どこか懐かしい旧街道を通り、丘の上の広大なキャンパスへと至る約25分のウォーキングコースです。


    高尾の山並みを背に:高尾駅から拓殖大学へ続く、清々しい並木道の散歩道

    高尾山の玄関口として知られる高尾駅。ここから拓殖大学の八王子国際キャンパスまでは、駅前の賑わいから緩やかに住宅街へと入り、緑豊かな丘陵地へと向かう、足腰を鍛えるのにもぴったりのルートです。

    1. 高尾駅「南口」からスタート

    旅の始まりは、京王高尾線の改札がある高尾駅の南口です。駅前には、学生たちの生活を支える飲食店やスーパーがあり、常に活気にあふれています。

    まずは駅前の広場を抜け、南方向へと歩き始めましょう。JR側とはまた違った、落ち着いた住宅街の雰囲気が漂っています。

    2. 「旧町田街道」の趣を楽しみながら

    駅から少し進むと、道は「旧町田街道」へと合流します。ここからは、緩やかなアップダウンを繰り返しながら進むウォーキングの始まり。

    通り沿いには、古くからの商店や落ち着いた佇まいの家々が並び、高尾エリアらしいゆったりとした時間が流れています。時折、前方や背後に見える高尾の山々の稜線が、歩く目を楽しませてくれます。朝の澄んだ空気の中で歩けば、授業前の頭がすっきりと整っていくのを感じるはずです。

    3. 自然と共生する「国際キャンパス」

    20分ほど歩き、緑が一段と深まってきた丘の上に、拓殖大学(八王子国際キャンパス)の入り口が見えてきます。

    キャンパス内に一歩足を踏み入れると、そこは東京ドーム約23個分という圧倒的な広さを誇る「学びの森」。豊かな地形をそのまま活かしたキャンパスには、最新の設備を備えた校舎と、四季折々の表情を見せる豊かな自然が共存しています。特に秋の紅葉シーズンは、キャンパス全体が鮮やかに彩られ、歩くだけで心が洗われるような美しさです。

    4. 心地よい25分間のリフレッシュ

    高尾駅から拓殖大学正門までは、距離にして約1.7キロメートル。ゆっくり歩いて約25分ほどの道のりです。

    多くの学生がバスを利用する距離ではありますが、あえてこの「旧町田街道」を歩くことで、高尾の街の息吹と自然の豊かさをダイレクトに感じることができます。授業が終わった後、夕景に染まる山々を眺めながら駅へと戻る時間も、きっと素晴らしい思い出になるはずですよ。


    【今回のルートマップ】 高尾駅から拓殖大学までのルート(Google マップ)

    【歩いてみた感想】 少し距離はありますが、道中の景色の変化が楽しく、25分という時間が意外と短く感じられました。平坦な道ばかりではありませんが、それがかえって心地よい運動になります。キャンパスに到着した時の、あの突き抜けるような開放感と緑の香りは、歩いてきた人だけが味わえる特別なご褒美ですね。

  • 梅が丘駅から国士舘大学まで歩く

    「大学まで歩こう」プロジェクト第24弾。今回は、世田谷の穏やかな住宅街を抜け、文武両道の活気あふれる「国士舘大学(世田谷キャンパス)」を目指します。

    小田急線・梅ヶ丘(うめがおか)駅から、歴史と学びの息吹を感じながら歩く約13分のウォーキングコースです。


    世田谷の日常と志を繋ぐ道:梅ヶ丘駅から国士舘大学へのアカデミック・ストリート

    梅の名所「羽根木公園」を擁する梅ヶ丘。ここから国士舘大学世田谷キャンパスまでは、世田谷区らしい落ち着いた街並みの中を、まっすぐ南へと進む非常にシンプルなルートです。

    1. 梅ヶ丘駅「南口」からスタート

    旅の始まりは小田急線・梅ヶ丘駅。キャンパスを目指すなら、賑やかな北口ではなく、商店街が広がる「南口」から出発しましょう。

    駅を出てすぐ、地元の人々に愛される飲食店やスーパーが並ぶ商店街を抜けていきます。このあたりは道が分かりやすく、朝の通学時間帯には多くの学生が同じ方向へと歩き出すため、初めての方でも安心です。

    2. 「国士舘通り」を真っ直ぐ南へ

    商店街を抜けると、道は「国士舘通り」と呼ばれるメインストリートへと繋がります。

    この道は、まさにキャンパスへと続く大動脈。左右には整然とした住宅街が広がり、都心とは思えないほど静かで落ち着いた時間が流れています。平坦な道が続くため、リズム良く歩を進めることができ、ウォーキングには最適。途中で世田谷線の線路を越えると、歴史ある松陰神社の森が近くに見え、街の品格がいっそう高まっていくのを感じます。

    3. 伝統と現代が融合する「世田谷キャンパス」

    10分ほど歩くと、左手に力強くそびえる校舎群が現れます。ここが国士舘大学(世田谷キャンパス)です。

    2017年に完成した「梅ヶ丘校舎」は、全面ガラス張りの非常にモダンな建築。一方で、キャンパスのすぐ隣には、明治維新の精神的指導者・吉田松陰を祀る「松陰神社」が隣接しており、最先端の教育環境と日本の伝統的な精神性が同居する、唯一無二のロケーションとなっています。

    4. 心地よい13分間のリフレッシュ

    梅ヶ丘駅から国士舘大学正門までは、距離にして約950メートル。ゆっくり歩いて約13分ほどの道のりです。

    「住宅街の静寂を楽しみ、歴史ある神社の気配を感じながら、現代的な校舎へ」。この短い13分間の散歩は、授業前の頭をクリアにし、心地よい緊張感を与えてくれます。世田谷の風を感じながら、力強く一歩を踏み出してみてください。


    【今回のルートマップ】 梅ヶ丘駅から国士舘大学までのルート(Google マップ)

    【歩いてみた感想】 道が広く平坦で、非常に歩きやすいルートです。駅周辺の賑やかさから、キャンパスに近づくにつれて知的な静けさが深まっていく変化が印象的。散歩のついでに松陰神社へ参拝したり、周辺のこだわりのパン屋さんに寄ったりするのも、世田谷通学ならではの楽しみですね。

  • 武蔵境駅から亜細亜大学まで歩く

    「大学まで歩こう」プロジェクト第23弾。今回は、武蔵野の穏やかな空気が流れる街、武蔵境から「亜細亜大学(武蔵野キャンパス)」を目指します。

    中央線の高架化により美しく整備された駅から、その名も「アジア大学通り」を真っ直ぐ進む、約18分の心地よい散歩道です。


    アカデミックな並木道を抜けて:武蔵境駅から亜細亜大学へのストレート・ウォーク

    中央線の快速停車駅であり、どこか落ち着いた雰囲気が漂う武蔵境。ここから亜細亜大学までは、街のメインストリートの一つを歩き、活気ある学生街の空気を感じられる非常に分かりやすいルートです。

    1. 武蔵境駅「北口」からスタート

    旅の始まりはJR中央線・西武多摩川線の武蔵境駅。キャンパスへは「北口」から出るのが最短ルートです。

    駅前は広々としたロータリーがあり、図書館や生涯学習施設が入る「武蔵野プレイス」の独創的な建築が目を引きます。まずは、駅前の商店街を抜け、西へと向かう「アジア大学通り」を目指しましょう。

    2. 直線が続く「アジア大学通り」のプロムナード

    このルートの主役は、文字通りキャンパスへと真っ直ぐ続く「アジア大学通り」です。

    歩道が広く整備されたこの道は、朝夕には多くの学生たちが行き交う、まさに街の動脈。通り沿いには学生向けのリーズナブルな定食屋やコンビニ、そして地元の人々に愛される小さなお店が点在しています。街路樹の緑を眺めながら、平坦で真っ直ぐな道をのんびりと歩いていると、少しずつ大学が近づいてくるワクワク感が高まります。

    3. 活気と国際色が溢れるキャンパスに到着

    駅から15分ほど歩き、住宅街の先に大きな校舎群が見えてきたら、そこが亜細亜大学(武蔵野キャンパス)です。

    キャンパスに一歩入ると、そこには「アジプラ」の愛称で親しまれる複合施設「ASIA PLAZA」や、2020年に整備された緑豊かな中央広場が広がっています。特に広場のウッドデッキテラスは、学生たちが思い思いに過ごす憩いの場。留学生も多く、多言語が飛び交う国際的な雰囲気は、この大学ならではの魅力です。食堂で人気の「油林鶏(ユーリンチー)」の香りが漂ってくると、まさにキャンパスライフの真ん中にいることを実感できます。

    4. 心地よい18分間のウォーキング

    武蔵境駅から亜細亜大学正門までは、距離にして約1.3キロメートル。ゆっくり歩いて約18分ほどの道のりです。

    「アジア大学通りを真っ直ぐ、街の変化を楽しみながら歩く」。そんなシンプルな散歩道は、毎日の通学を程よい運動とリフレッシュの時間に変えてくれます。武蔵野の清々しい風を感じながら、一歩一歩踏みしめてみてください。


    【今回のルートマップ】 武蔵境駅から亜細亜大学までのルート(Google マップ)

    【歩いてみた感想】 とにかく道が分かりやすく、初めて訪れる人でも迷う心配がありません。駅前の洗練された雰囲気から、少しずつ学生街らしい親しみやすい景色に変わっていくグラデーションが楽しいコース。キャンパス内の「ASIA PLAZA」は一般の人も利用できる明るい雰囲気で、散歩のゴールにふさわしい開放的な空間ですよ。

  • 五反田駅から清泉女子大学まで歩く

    「大学まで歩こう」プロジェクト第22弾!今回は、品川区の都会的な活気から、歴史ある洋館が佇む丘の上へと至る、「清泉女子大学」へのルートをご紹介します。

    ビジネス街としての顔を持つ五反田駅から、旧島津公爵邸という輝かしい歴史を持つキャンパスを目指す、約9分の優雅な上り坂コースです。


    歴史と気品が薫る「島津山」への誘い:五反田駅から清泉女子大学へのショート・プロムナード

    JR山手線、都営浅草線、東急池上線が交差する五反田駅。飲食店やオフィスがひしめき合う駅前から少し歩くだけで、そこには都内屈指の高級住宅街「城南五山」の一つ、島津山(しまづやま)の静謐な空間が広がっています。

    1. 五反田駅「東口」からスタート

    旅の始まりは五反田駅の東口。駅前は常に多くの人々が行き交い、エネルギーに満ち溢れています。まずは駅前の大きな交差点を渡り、ソニー通り方面(品川方面)へと向かって歩き始めましょう。

    都会的なビルが立ち並ぶ中を数分進み、一本脇道に入ると、徐々に街の喧騒が遠のいていくのを感じるはずです。

    2. 「島津山」の坂道を上る

    ここからのハイライトは、清泉女子大学が位置する「島津山」への緩やかな上り坂です。このエリアは、かつて旧仙台藩伊達家の下屋敷があり、後に旧薩摩藩島津家の本邸が置かれたという由緒ある場所。

    坂道に沿って並ぶ風格ある邸宅や、手入れの行き届いた緑を眺めながら歩いていると、五反田駅前の賑やかさが遠い世界の出来事のように思えてきます。坂を上るにつれて空が広く感じられ、清々しい空気が通り抜けます。

    3. ヴォーリーズ設計の重要文化財、旧島津公爵邸

    坂を上りきると、深い緑に包まれた清泉女子大学のキャンパスに到着します。

    正門をくぐり、まず目に飛び込んでくるのは、名建築家ジョサイア・コンドルが設計したルネサンス様式の白亜の洋館「旧島津公爵邸(大学本館)」です。国の重要文化財にも指定されているこの建物は、まさにキャンパスの象徴。四季折々の花が咲く英国風の庭園と共に、ここには百年前から変わらない気品ある時間が流れています。

    4. わずか9分のタイムトラベル

    五反田駅から清泉女子大学正門までは、距離にして約600メートル。ゆっくり歩いて約9分ほどの道のりです。

    「現代のビジネス街から、明治・大正の華やかな歴史の舞台へ」。このわずか9分間のウォーキングは、日常の通学や散歩を、とてもドラマチックな体験に変えてくれます。朝の光を浴びながら歴史的名建築を目指す時間は、きっと特別な一日の始まりになるはずですよ。


    【今回のルートマップ】 五反田駅から清泉女子大学までのルート(Google マップ)

    【歩いてみた感想】 距離は短いですが、坂を上るプロセスがあるため、心地よい達成感があります。特にキャンパス内に入った瞬間の、あの圧倒的な美しさと静寂は唯一無二。五反田という街が持つ多面的な魅力を再発見できる、非常に贅沢な散歩コースです。

  • 田町駅から慶応義塾大学まで歩く

    「大学まで歩こう」プロジェクト第21弾。今回は、港区の歴史とモダンが交差する街、田町から日本最古の私立大学の一つ、「慶應義塾大学(三田キャンパス)」を目指します。

    オフィスビルが立ち並ぶビジネス街から、活気ある商店街を抜け、重厚な赤レンガの学び舎へと至る約10分のウォーキングコースです。


    商店街の活気を抜けて「三田の山」へ。田町駅から慶應義塾大学へのアカデミック・ウォーク

    JR山手線・京浜東北線が乗り入れる田町駅。ここから慶應義塾大学三田キャンパスまでは、学生たちのエネルギーと、港区らしい落ち着いた雰囲気が混ざり合う、非常に歩きごたえのあるルートです。

    1. 田町駅「三田口(西口)」からスタート

    旅の始まりは田町駅の三田口(西口)。改札を出てペデストリアンデッキを進むと、目の前には第一京浜(国道15号)が走り、高層ビルがそびえ立つ都会的な風景が広がります。

    まずはエスカレーターを下り、慶応仲通り商店街の入り口を目指しましょう。都営地下鉄の三田駅もすぐそばにあり、常に多くの人々が行き交う活気にあふれたエリアです。

    2. 活気あふれる「慶応仲通り商店街」をゆく

    このルートの楽しさは、なんといっても**慶応仲通り商店街(けいなか)**を通り抜けることにあります。

    狭い路地の両側には、学生たちの胃袋を支える老舗の定食屋から、おしゃれなバル、昔ながらの書店などがひしめき合っています。「今日はここでランチかな」「帰りにあの本屋に寄ろう」と、歩いているだけでワクワクするような、どこか懐かしい風景。迷路のような路地を抜けていく感覚は、田町通学の醍醐味です。

    3. 桜田通りと赤レンガの「東門」

    商店街を抜けて広い「桜田通り」に出ると、目の前には東京タワーが姿を現します。そのまま交差点を渡り、緩やかな坂を上っていくと、右手に重厚な赤レンガ造りの建物が見えてきます。

    ここが慶應義塾大学(三田キャンパス)。特に有名な「東門」や、その奥にそびえる「図書館旧館」は、明治・大正時代の面影を残す国の重要文化財です。近代的なビルに囲まれながらも、そこだけが時を止めたような、格調高い空間が広がっています。

    4. 毎日が刺激に満ちた10分間

    田町駅から慶應義塾大学正門までは、距離にして約600メートル。商店街を楽しみながら歩いて約10分ほどの道のりです。

    「商店街の賑わいを抜け、歴史ある三田の山へ」。この短い10分間のウォーキングは、日常の通学を特別な体験に変えてくれます。伝統と革新が共存するこの街を歩くことで、きっと新しい視点が見つかるはずですよ。


    【今回のルートマップ】 田町駅から慶應義塾大学までのルート(Google マップ)

    【歩いてみた感想】 商店街の活気が心地よく、歩行距離以上に充実感のあるコースです。道中は飲食店が非常に多いので、散策のついでに自分だけのお気に入りのお店を見つけるのも楽しいですね。キャンパスに到着した瞬間の、あの凛とした空気感は何度訪れても背筋が伸びる思いがします。